フォークリフトはリースと購入どっちが得?費用・メリット・デメリットを徹底比較【2026年版】
フォークリフトはリースと購入どっちが得?費用・メリット・デメリットを徹底比較【2026年版】

2026年05月15日

こんにちは。オールプロスです。

「フォークリフトをリースで借りたいんですが……」 「中古のフォークリフトを購入したいんですけど……」

ありがたいことに、全国から日々このようなお問い合わせをいただいています。

そのたびに、私たちがいつも考えることがあります。それは——

フォークリフトは、会社の売上を直接生み出す”メインの機械”にはなれない。

ということです。

 

フォークリフトは「サブの機械」である

たとえば、印刷会社にとってのメインの機械は印刷機です。 印刷機がお金を生み、売上を作り、会社を支えています。

では、フォークリフトは?

フォークリフトは、紙の原料を運んだり、刷り上がった印刷物をトラックに積み込んだり。 大切な役割ですが、フォークリフト自体が直接お金を生むわけではありません。

製造業でも、食品メーカーでも、物流会社でも同じです。 フォークリフトは商品を円滑に運搬することで間接的に売上を支えている—— **あくまでも「サブの機械」**なのです。

だからこそ、私たちはいつもこうお伝えしています。

「サブの機械に、そこまでお金をかける必要はありませんよ。」

新品のフォークリフトは1台数百万円します。 でも、同じ性能の中古なら、その半額以下で手に入ることも珍しくありません。

これが、オールプロスが中古フォークリフトをおすすめしている理由の根っこにある考え方です。

では、ここからが本題です。

中古フォークリフトの「購入」と「長期リース」、どちらがお得なのか? 会社にとって、そして最終的に使う現場の社員さんにとって、どちらがメリットがあるのか?

今回はこのテーマを掘り下げていきます。

 

まず知っておきたい「フォークリフトリース」の基本

フォークリフトのリースにはいくつかの形がありますが、最も一般的なのが「フルメンテナンスリース」です。

フルメンテナンスリースとは——

  • 毎月定額のリース料を支払う
  • 年次検査(特定自主検査)が含まれている
  • 修理・整備・メンテナンスもリース料に含まれている
  • 故障や不具合があれば、リース会社が修理対応してくれる

つまり、「毎月○万円払えば、あとは全部おまかせ」というスタイルです。

このフルメンテナンスリースと中古フォークリフトの購入、それぞれのメリット・デメリットを3つずつ比較していきましょう。

 

フォークリフトリースのメリット3つ

メリット①|初期費用がゼロ

リースの最大のメリットは、まとまった初期費用がかからないこと。

中古であっても、購入するとなれば数十万〜百数十万円の支払いが発生します。 一方、リースなら初月から毎月定額のリース料のみ。

設備投資に大きな予算を割けない創業間もない会社や、キャッシュフローを重視したい会社にとっては、大きなメリットです。

 

メリット②|毎月定額で経費計上できる

これは地味ですが、経理担当の方にとっては非常にありがたいポイントです。

リース料は毎月一定額なので、経費として毎月そのまま計上できます。

突発的な修理費や車検(年次検査)の費用が別途発生しないため、年間の経費が読みやすく、予算管理がしやすい。

とくに中小企業では、予期せぬ出費が経営を圧迫することがあります。 「今月の経費はいくらかかるかわからない……」というストレスがないのは、経営者にとって安心材料のひとつです。

メリット③|メンテナンスの手間がかからない

フルメンテナンスリースであれば、年次検査も修理もすべてリース会社が対応してくれます。

「フォークリフトに詳しい社員がいない」 「整備の手配や管理が面倒」 「壊れたときにどこに連絡すればいいかわからない」

こういった現場では、メンテナンス込みのリースは非常に楽です。 自社で管理する手間が大幅に省け、本業に集中できます。

 

中古フォークリフト購入のメリット3つ

メリット①|トータルコストが圧倒的に安い

中古フォークリフト購入の最大のメリットは、長く使えば使うほどお得になることです。

たとえば、リースで月額5万円×5年間=合計300万円。 一方、中古フォークリフトなら購入費用が80万〜120万円程度。 年次検査や修理費を加味しても、トータルコストでは購入のほうがかなり安くなるケースがほとんどです。

5年、7年、10年と使い続ける場合、リースとの差額は数百万円になることも珍しくありません。

「サブの機械にかけるお金を最小限にしたい」 そう考えるなら、中古購入が最もコストパフォーマンスの高い選択です。

メリット②|2年で減価償却できる(節税メリット)

これは中古フォークリフトならではの大きな魅力です。

中古のフォークリフトは、法定耐用年数が短いため、最短2年で減価償却が可能です。

つまり、購入費用を短期間で経費として計上できるということ。

実際、オールプロスには決算月が近い会社さんからのお問い合わせが急増します。

「今期利益が出そうだから、中古フォークリフトを買って節税したい」

……正直に言うと、こういうご依頼はかなり多いです(笑)

会社の利益をうまく活用しながら、必要な設備を手に入れ、なおかつ節税もできる。 中古フォークリフトの購入は、賢い経営判断のひとつです。

※減価償却の計算は個々の条件により異なります。詳しくは顧問税理士にご確認ください。

メリット③|自分のものだから自由に使える

リースの場合、契約期間やリース会社のルールに縛られます。

一方、購入した車両は完全に自社の資産です。

  • 使い方は自由。好きなだけ使い倒せる
  • 不要になったら売却して現金化できる
  • アタッチメントの追加や改造も自由
  • リース満了・返却の手続きや原状回復費用がない

「自分のモノ」であるという安心感と自由度は、現場の社員さんにとっても気持ちよく使えるポイントです。

 

フォークリフトリースのデメリット3つ

デメリット①|トータルコストが高くなる

リースは毎月定額で手軽な反面、長期間で見ると支払い総額がかなり大きくなります。

毎月のリース料にはメンテナンス費用だけでなく、リース会社の利益や金利相当分も含まれています。

5年リースが終わってみると、「新車が買えたんじゃないか?」という金額になっていることも。

短期的には楽でも、長期的にはコスト面で不利になりやすいのがリースの宿命です。

デメリット②|契約期間に縛られる

リースは基本的に途中解約ができません。

「もうフォークリフトが不要になった」 「事業を縮小することになった」 「もっと大きいトン数に変えたい」

こうした状況の変化があっても、契約満了まではリース料を払い続ける義務があります。

中途解約する場合は残リース料を一括で支払う違約金が発生するのが一般的です。

事業の変化が激しい会社にとっては、この縛りが大きな負担になることがあります。

デメリット③|リース満了後に何も残らない

これが意外と見落とされがちなポイントです。

リースは「借りている」状態なので、どれだけリース料を払い続けても、最終的に自社の資産にはなりません。

リース満了後は車両を返却するか、再リースするか。 いずれにしても、支払った数百万円は戻ってこないのです。

一方、購入した中古フォークリフトは自社の資産として残り、不要になれば売却して一部を回収することもできます。

 

中古フォークリフト購入のデメリット3つ

デメリット①|初期費用がかかる

中古とはいえ、購入するにはまとまった資金が必要です。

トン数や年式によりますが、整備済みの中古フォークリフトで80万〜150万円程度が相場です。

創業したばかりの会社や、手元資金が限られている場合は、この初期費用がハードルになることがあります。

ただし、銀行融資や分割払いに対応している販売店もありますので、支払い方法については相談してみる価値があります。

デメリット②|メンテナンスの管理は自社で必要

購入した場合、年次検査(特定自主検査)や修理・整備の手配は自社の責任です。

リースのように「全部おまかせ」とはいきません。

  • 年に1回の年次検査の手配
  • 故障時の修理依頼先の確保
  • 日常点検の実施と記録

これらを自社で管理する必要があります。

ただし、アフターサポートが充実している販売店から購入すれば、この負担は大幅に軽減できます。 購入後も相談できるパートナーがいるかどうかが、実は中古購入の成功を左右する大きなポイントです。

デメリット③|良質な車両を見つけるのが難しい

中古フォークリフトは、車と違って同じ状態の車両がほぼ存在しません。

使用環境やメンテナンス履歴によって状態が大きく異なるため、「安いから」と飛びついて、すぐに壊れる車両を掴んでしまうリスクがあります。

信頼できる専門店で、整備・塗装済みの車両を選ぶことが、このデメリットを回避する最善の方法です。

 

補足コラム|リースと購入、費用シミュレーション

ここで、具体的な数字でイメージしてみましょう。

【例】2.5t ディーゼルフォークリフトを5年間使用する場合

項目 フルメンテナンスリース 中古フォークリフト購入
初期費用 0円 約100万円
月額費用 約5万円 0円
年次検査(5年分) リース料に含む 約10万〜15万円
修理・メンテナンス(5年分) リース料に含む 約10万〜20万円(状態による)
5年間の合計 約300万円 約120万〜135万円
5年後の資産価値 なし(返却) 売却可能(10万〜30万円程度)

※上記はあくまで一般的な目安です。車種・状態・使用頻度により異なります。

5年間で約150万〜180万円の差。

この差額を本業の設備投資に回せると考えると、経営へのインパクトは決して小さくありません。

大切なのは「自社に合った選択」をすること

ここまでメリット・デメリットを比較してきましたが、大事なことをひとつ。

物事には必ずメリットとデメリットがあります。

どちらが「正解」ということではありません。

大切なのは、それを理解した上で、自分の会社の状況に合った選択をすることです。

 

こんな会社にはリースがおすすめ こんな会社には中古購入がおすすめ
初期費用を抑えたい トータルコストを最小限にしたい
経費を毎月定額で管理したい 決算対策・節税を考えている
メンテナンス管理の手間を省きたい 長期間(5年以上)使う予定がある
フォークリフトに詳しい社員がいない 信頼できる整備・修理のパートナーがいる

どちらを選んでも、フォークリフトはサブの機械であるという前提は変わりません。

メインの事業でしっかり稼ぎ、サブの機械には賢くお金を使う。

それが、強い会社の考え方だと私たちは思っています。

オールプロスが考えていること

リースと中古購入——。

フォークリフトを専門として日々扱いながら、私たちがいつも考えていること。 それは、

「私たちがやっていることが、御社にとって必ずメリットを生み出せる」

という自信です。

なぜそう言い切れるのか?理由はシンプルです。

フォークリフトはメインの機械にはなれない。

だからこそ、ここにかけるお金は最小限にすべきです。 むしろ、うまく稼いだ利益を節税しながら、サブの機械で会社の現場をしっかり支えること。

それが、フォークリフトの正しい使い方だと考えています。

私たちオールプロスの役割も、まさに「縁の下の力持ち」。

 

主役は御社の事業であり、御社の社員さんたちです。 私たちはその裏方として、現場をサポートするパートナーでありたい。

900台以上の中古フォークリフトを全国に届けてきた経験を活かし、御社の発展と繁栄を、サブからしっかり支える。

フォークリフトを専門に販売しながら、私たちはそう考えて、今日も一台一台を丁寧に仕上げています。

 

まとめ

ポイント 内容
フォークリフトの位置づけ 売上を直接生まない「サブの機械」
リースの最大のメリット 初期費用ゼロ、毎月定額で経費管理が楽
中古購入の最大のメリット トータルコストが安い、2年で減価償却(節税)
リースの注意点 長期ではコスト高、契約の縛り、資産が残らない
中古購入の注意点 初期費用、メンテナンス管理、車両の品質
大切な考え方 自社の状況を理解して、合った選択をする

フォークリフトのことで迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。

リースの相談も、中古購入の相談も、オールプロスはどちらにも対応しています。

御社にとってベストな選択を、一緒に考えましょう。

吉田 啓次

執筆者:吉田

オールプロス代表

1979年アフリカ・コンゴ民主共和国生まれ、ケニアで高校卒業まで育つ。 慶応大学商学部を卒業後、海外での教育経験や商社勤務を経て独立。 現在はオールプロス代表として、中古フォークリフトの販売・整備・買取をはじめ、 年次検査・タイヤ販売・部品販売など幅広く対応。 国内外の需要を見極めながら、良質な中古フォークリフトを通じて、 企業のコスト削減や安全面の向上を支援している。

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